YKK AP、埼玉新工場にメガソーラー、再エネ投資3倍

2021/12/24 22:42
工藤宗介=技術ライター
新工場の外観イメージ
新工場の外観イメージ
(出所:YKK AP)
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 YKK AP(東京都千代田区)は、ビル用アルミ建材商品の製造拠点で、埼玉県美里町にある「YKK AP埼玉工場」を拡張し、屋根上に太陽光発電設備を設置した新工場を建築する。12月17日、同工場に隣接する用地を取得したと発表した。

 太陽光パネルの設置面積は約1万m2の予定で、パネル出力は1MWを想定する。1日あたりの発電量は2100~3800kWhの見込み。現在、パネルメーカーの選定を進めている。

 建物は「働きがいのある工場」をコンセプトに、高断熱外皮や断熱性・換気性に優れた窓、調光照明、高効率空調を採用する。建物仕様でCO2排出量を30%削減、さらに太陽光発電と再生可能エネルギー電力の調達によってCO2排出実質ゼロを実現する。

 鉄骨造2階建てで延床面積は2万3000m2。モノづくり改革による製造コスト従来比25%削減およびリードタイム約6日短縮、ロジスティクス改革による配送効率14%向上を実現する。設計・施工は大林組。2022年8月に着工、2023年7月に完工、同年9月に稼働する予定。

 YKK APは、2017年度に制定した温室効果ガス削減目標である「2030年度に2013年度比30%削減」を2020年度に前倒して達成し、目標値を2030年度50%削減に上乗せした。2050年カーボンニュートラル実現を見据え、再エネ投資を従来の約3倍に拡大するなど、取り組みを強化していく。