ニュース

高圧太陽光・風力の買取制度、2023年度以降、「FIP入札」に一本化へ

2022/01/03 22:51
金子憲治=日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ
2022年度のFIT/FIP・入札の対象
2022年度のFIT/FIP・入札の対象
(出所:経産省)
クリックすると拡大した画像が開きます

 経済産業省は2021年12月22日、固定価格買取制度(FIT)の調達価格等算定委員会を開催し、太陽光と風力発電の2023年度以降の扱いに関して議論した。事務局(経産省)は、フィード・イン・プレミアム(FIP)のみ認められる太陽光の範囲については、2023年度には500kW以上、2024年度に250kW以上とする案を公表し、各委員から概ね了承を得た。

 再生可能エネルギーの買取制度では、2022年度からFIPの導入が決まっており、太陽光に関しては、1MW以上がFIPでかつ入札となっている。また、50kW以上1MW未満については、FIPとFITを選択でき、FIPを選択した場合は入札対象外となる。2022年度にFITを選択した場合の入札対象範囲は今後、決定する。

 事務局案では、2023年度は500kW以上、2024年度は250kW以上をFIPのみ認められる範囲とする方向で、すでに250kW以上は入札対象であることから、2023年度には500kW以上がFIPかつ入札、2024年度には250kW以上がFIPかつ入札となる。

 また、陸上風力については、2022年度では50kW以上の全範囲でFITとFIPを選択でき、FIPを選択した場合は入札対象外と決まっている。事務局案では、2023年度は50kW以上の全範囲でFIPかつ入札となる。

 太陽光で連系出力50kW以上250kW未満の案件は少ないことから、太陽光・風力の高圧連系案件については、「FIPかつ入札」に一本化する方向性が明らかになってきた。

  • 記事ランキング