ニュース

キリン、国内全9工場に「オンサイトPPA太陽光」、合計11MW

2022/01/18 19:24
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
滋賀工場
滋賀工場
クリックすると拡大した画像が開きます
滋賀工場
滋賀工場
クリックすると拡大した画像が開きます
横浜工場
横浜工場
クリックすると拡大した画像が開きます
仙台工場
仙台工場
クリックすると拡大した画像が開きます
名古屋工場
名古屋工場
クリックすると拡大した画像が開きます
神戸工場
神戸工場
(出所:キリンホールディングス)
クリックすると拡大した画像が開きます

 キリンホールディングスは2021年12月27日、キリンビールの国内全9工場にオンサイト型PPA(電力購入計画)モデルによるメガソーラー(大規模太陽光発電設備)を導入すると発表した。合計出力は11MW以上で、国内食品会社で最大級の太陽光発電設備導入となる。

 三菱商事エナジーソリューションズの子会社であるMCKBエネルギーサービスがPPA事業者となり、各工場にMW(メガワット)級の太陽光発電設備を設置し、発電した電力をキリンビールが購入する。環境省「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」の採択を受けた。

 2016年に先行導入した横浜工場に続き、2021年2月から北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場に順次導入を進めている。福岡工場が2022年3月頃に稼働する予定で、国内全工場への導入が完了する。

 年間の発電量と温室効果ガス削減効果の想定は、北海道千歳工場が74万8000kWh・490.688t、仙台工場が210万0000kWh・1096.2t、取手工場が93万kWh・490.11t、名古屋工場が200万kWh・906t、滋賀工場が220万kWh・699.6t、神戸工場が320万kWh・1017.6t、岡山工場が102万7000kWh・653.172t、福岡工場が123万4000kWh・428.198t。全9工場の合計は1343万9000kWh・5781.568tに達する。

 このほかにも、2020年11月には名古屋工場の購入電力を再生可能エネルギー100%となったと発表している。これらの再エネ施策を含むキリンビール全体における使用電力の再エネ比率は、2020年時点の約18%から約34%に向上する。

 キリングループは、2020年11月に国際的な環境イニシアティブ「RE100」に加盟し、2040年までに使用電力の再エネ100%を掲げている。また「キリングループ環境ビジョン2050」では、2050年までにバリューチェーン全体の温室効果ガス排出量ネットゼロを目標としている。今後も国内外拠点での再エネ導入を推進し、早期の再エネ100%達成を目指す。

  • 記事ランキング