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日本GLP、物流施設で自家消費太陽光、発電電力をテナントに無償還元

2022/01/22 22:21
工藤宗介=技術ライター
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GLP広島II完成イメージ
GLP広島II完成イメージ
(出所:日本GLP)
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GLP広島II完成イメージ(鳥瞰図)
GLP広島II完成イメージ(鳥瞰図)
(出所:日本GLP)
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起工式の様子
起工式の様子
(出所:日本GLP)
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 日本GLP(東京都港区)は、広島市にマルチテナント型物流施設「GLP広島II」を建設する。屋根上に自家消費型太陽光発電設備を設置する。1月14日に起工式を開催した。

 発電した電力は、テナントに無償還元することで電気代削減につなげていく計画。また、太陽光の自家消費を保管する再生可能エネルギー電力の購入と合わせて、再エネ100%の達成を目指す。CASBEE(新築)認証、ZEB Ready認証、BELS認証を取得する予定。

 BCP(事業継続計画)の観点では、地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用し安全性を確保するほか、浸水や液状化対策を行う。外壁や屋根部分には強風対策・塩害対策を施し、建物の耐久性を向上させる。

 同社施設としては初めてナッジ(行動科学の知見に基づき意思決定を促す環境をデザインすること)の考え方に基づくサインや意匠デザインを取り入れ、従業員の健康に配慮しながら生産性を高める就業環境を整備する。アメニティや内装にも快適性を求め、メザニン(中二階)付き休憩所や屋上テラスを設置する。

 地上5階建て耐震造で延床面積は約5万m2。1~4階は倉庫、5階は休憩所で、アフターコロナを見据えて事務所や休憩所の拡張が対応可能な施設仕様とする予定。最大4テナントが入居可能。総開発費は約100億円。2023年1月に竣工する予定。

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