日本ベネックス(長崎県諫早市)は、広島県三原市の物流施設「三原市倉庫」の屋根を賃借したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ベネックス三原ソーラーポート」を建設し、1月25日から運転を開始した。
屋根上に太陽光パネルを2420枚設置した。太陽光パネルの出力は1101.1kW、連系出力は1000kW。年間発電量は、一般家庭約430世帯分に相当する約128万5000kWhの見込み。
2021年6月に実施された太陽光第8回入札(令和3年度第1回)で落札した案件で、固定価格買取制度(FIT)による売電単価は10.7円/kWh。太陽光パネルは中国HTソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国サングロウ製を採用した。
同発電所の稼働により、日本ベネックスが保有する自社発電所は27件・約26.1MWになった。このうち、屋根借り太陽光発電所は11件・約17.4MWになる。