熊谷組、つくば市の研究所に自家消費太陽光と蓄電池

2022/01/28 13:06
工藤宗介=技術ライター
多目的実験棟の屋根置き太陽光発電設備
多目的実験棟の屋根置き太陽光発電設備
(出所:熊谷組)
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カーポート型太陽光発電設備
カーポート型太陽光発電設備
(出所:熊谷組)
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システム図
システム図
(出所:熊谷組)
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 熊谷組は1月25日、茨城県つくば市にある筑波技術研究所に屋根置き型およびカーポート型の自家消費型太陽光発電設備と、BCP(事業継続計画)対策としての蓄電池システムを導入したと発表した。

 多目的実験棟の屋根上、ハゼ式折板屋根に528枚、カーポート3基に合計150枚の太陽光パネルを設置した。太陽光発電設備のパネル出力は243.34kW、パワーコンディショナー(PCS)出力は148.5kW。蓄電池システムのパネル出力は16.94kW、PCS出力は10kW、蓄電池容量は16.2kWh。電気料金の削減効果は年間30%、CO2削減効果は年間100.1tを見込んでいる。

 太陽光パネルは中国JAソーラー製、PCSはイスラエル・ソーラーエッジ製、蓄電池はニチコン製を採用した。施工は、同社グループのテクノス(愛知県豊川市)が担当した。1月20日に稼働した。

 今回導入した設備をグループ企業全体で顧客に対して提案することで、自家消費型太陽光発電の導入を促進する。また、将来的にはPPA(電力購入契約)モデルの組成、余剰電力の売電などを計画的に進めるとともに、災害などの停電時において地域住民・周辺施設が利用できるシステムにも取り組んでいく。

 熊谷組は、2021年2月に国際イニシアティブ「RE100」に加盟し、2050年までに事業活動で使用する電力の再エネ100%を目指している。また、2030年までにCO2排出量の2020年比25%削減を目標設定し、同月にSBT認定を受けた。