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ヨコレイ、「太陽光と蓄電池で冷却」、千葉市の物流施設に導入

2022/01/28 13:15
工藤宗介=技術ライター
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千葉リサーチパーク物流センター(仮称)の完成予想図
千葉リサーチパーク物流センター(仮称)の完成予想図
(出所:横浜冷凍)
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 横浜冷凍は1月24日、千葉市で建設を進めている冷蔵倉庫「千葉リサーチパーク物流センター(仮称)」がCASBEEの総合評価ランクA(たいへん良い)を取得したと発表した。竣工は2023年2月の予定。同社の冷蔵倉庫では、2021年1月に竣工した「福岡ISLAND CITY物流センター」に続く国内2カ所目の取得となる。

 千葉リサーチパーク物流センターは、環境負荷を低減する次世代型冷蔵倉庫がコンセプトで、屋根上太陽光発電と大容量リチウムイオン蓄電池、省エネ型自然冷媒冷凍機などを備える。同社初の「蓄電による冷蔵倉庫の冷却」を実現し、災害などの非常時も倉庫内を一定期間冷却できる。

 太陽光パネルは出力816.48kW、蓄電池は出力480kVA。また、太陽光発電と蓄電池を連係させた電気自動車(EV)充電ステーションを5基設置し、災害時にはEVを非常用電源として利用できる。

 地上3階建て鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で延床面積は2万5135m2、収容能力は3万475t。事務所棟は、空調機器や省エネ設備などの省エネにより消費電力を従来比50%以上削減するともに、太陽光発電により、同社初のZEB評価取得を目指す。

 同社が2020年11月に策定した「ヨコレイサステナビリティビジョン2030」では、地球環境との共生を掲げ、収容能力あたりの温室効果ガス排出量を2015年比40%削減、自然冷媒導入率80%以上を目標としている。

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