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事務所ビルで「オンサイトPPA太陽光」、リユースパネル利用

2022/02/09 15:43
工藤宗介=技術ライター
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神の島センタービル
神の島センタービル
(出所:JR西日本プロパティーズ)
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神の島センタービル屋上に設置された太陽光パネル
神の島センタービル屋上に設置された太陽光パネル
(出所:JR西日本プロパティーズ)
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 不動産分譲・賃貸事業およびホテル・レジャー事業などを手掛けるJR西日本プロパティーズ(東京都港区)は、同社九州支社の脱炭素化に向けた取り組みとして、長崎県神の島町の「神の島センタービル」にオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる太陽光発電を導入する。中古の太陽光パネルをリユース(再使用)したものを設置した。4月以降に稼働する予定。1月31日に発表した。

 リユース太陽光パネルを使用したオンサイトPPAは、九州内で初めてという。パネルは国内メーカー製で出力は49kW、パワーコンディショナー出力は合計25kW(20kW+5kW)。発電した電力は自家消費し、使用電力の30%程度を賄える見込み。余剰電力は、同社の別オフィスで活用することを検討する。

 より安価な再エネ調達方法として、一般社団法人・離島エネルギー研究所(長崎県五島市)の協力のもと、リユース太陽光パネルによるオンサイトPPAモデルを採用した。リユース太陽光パネルを使用することで、廃棄物発生抑制や製造時に発生するCO2削減を目指す。PPA事業者は五島市民電力(長崎県五島市)。

 同社九州支社は、使用する全電力を五島産および再生可能エネルギーに切り替える「五島版RE100」の取り組みに賛同し、2021年9月に五島版RE100認定委員会から島外第1号事業者の認定を受けた。今後、五島市民電力から五島産の再エネ電源や環境価値を調達し、2025年度を目標に九州支社が管理する賃貸オフィスを順次CO2排出量ゼロにしていく計画。

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