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横浜環境、オンサイトPPA太陽光と電力メニューで、実質再エネ100%

2022/02/09 16:09
工藤宗介=技術ライター
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マテックス横浜営業所の太陽光発電設備
マテックス横浜営業所の太陽光発電設備
(出所:横浜環境デザイン)
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 太陽光発電の設計・施工からO&M(運営・保守)サービスを手掛ける横浜環境デザイン(横浜市)は2月7日、ガラスやサッシなど窓周りを中心にエクステリア・インテリア建材を取り扱うマテックス(東京都豊島区)の横浜営業所に、オンサイト型PPA(電力購入契約)モデルにより太陽光発電および蓄電池設備を初期費用なしで設置し、運用を開始したと発表した。

 太陽光パネルはネクストエナジー・アンド・リソース製を採用し、パネル出力は14.49kW。年間発電量は1万4576kWhを見込み、CO2削減効果は6602kgとなる。蓄電池はSequencEnergy製のポータブル蓄電池で、容量は1.5kWh。

 発電した電力は自家消費する。同営業所で使用する電力の30%を賄えると試算する。残りの電力は、横浜環境デザインが提供する「ヨコハマのでんき」の「再エネecoプラン100」を用いて実質再エネ100%を実現する。

 地元密着型の太陽光発電事業を推進するアズマ(福岡県八女市)が考案・実践する、地域の再生可能エネルギーを地域企業などの力だけで創り出し地域内で直接利用すること目指す取り組み「LED'S(Local Energy Direct Supply)」のスキームを導入した。また、災害時に太陽光発電で充電した蓄電池の電力を地域にお裾分けする地域貢献活動「おひさまおすそ分けプロジェクト」に参加した。

 横浜環境デザインにとって、PPA太陽光と再エネ電気による実質再エネ100%実現の取り組みは、横浜市で2例目となる。横浜市の脱炭素化計画「Zero Carbon Yokohama」に貢献できるとしており、今後も取り組みを拡大していく予定。

 マテックスは、2030年までに2013年比55%減のCO2排出削減目標を掲げている。社屋への太陽光発電設備設置と再エネ電力切り替えによるCO2排出削減目標達成に寄与できること、被災時に太陽光発電電力を供給する地域貢献活動が従業員の環境意識啓蒙に寄与できることから今回の取り組みに参加した。

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