マキシオン、バックコンタクト型太陽光パネルに「40年保証」

2022/02/09 17:21
工藤宗介=技術ライター
マキシオンソーラーテクノロジーズのウエブサイト
マキシオンソーラーテクノロジーズのウエブサイト
(出所:Maxeon Solar Technologies)
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 シンガポールの太陽光パネルメーカーであるマキシオンソーラーテクノロジーズ(Maxeon Solar Technologies)は2月3日、米国・カナダを除くほとんどの国・地域で販売するバックコンタクト型太陽光パネル製品について、業界最長となる40年の保証期間を設定したと発表した。

 従来の太陽光パネルへの保証は、製品保証12年と出力保証25年の組み合わせが一般的だった。今回発表した製品・出力複合保証では、製品の瑕疵、保証値を下回る出力低下、欠陥パネルの修理や交換に必要なサービスを40年間保証する。

 世界中に設置された数百MW・3300万枚以上のバックコンタクト型太陽光パネルによる外部フィールド調査、マキシオンと第三者機関による高加速寿命試験、時間経過に伴い主要な劣化や故障が性能に及ぼす影響を予測する物理学モデルを用いて、40年以上の継続的な運用が実現できることを確信したと説明する。

 マキシオンが特許取得したバックコンタクト技術およびパネル設計は、ホットスポットやセル(発電素子)相互接続の不具合といった典型的な太陽光パネルの故障を排除し、発電量の最大化と環境ストレスや極端な気候に対する耐久性を両立したという。初年度の最低保証出力は98%、続く39年間の最大年間劣化率は0.25%。40年後の保証出力は88.3%となり、標準的な太陽光パネルの25年後と比べて最大9.5%高い出力値を実現したとしている。

 40年保証は、2022年1月1日以降に設置されたシステムに対して有効で、EMEA(欧州、中東、アフリカ)の一部市場、オーストラリア、日本、メキシコの住宅および商業施設の顧客が利用できる。現在および今後発売されるバックコンタクト製品に適用される。