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拓伸会と沖縄電力、屋根上太陽光やリサイクルで連携

2022/02/11 00:06
工藤宗介=技術ライター
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連携協定の締結式の様子
連携協定の締結式の様子
(出所:拓伸会と沖縄電力の共同リリース)
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連携協定の具体的な内容
連携協定の具体的な内容
(出所:拓伸会と沖縄電力の共同リリース)
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 鉄資源のリサイクル事業などを手掛ける拓伸会(那覇市)と沖縄電力は2月7日、「脱炭素社会の実現および循環型社会の形成」に向けた連携協定を締結したと発表した。協定に基づき、工場屋根上の太陽光発電設置や太陽光パネルのリユース(再使用)・リサイクル(材料の再利用)などに取り組む。

 協定の連携事項は、(1)エネルギーの安定的かつ適正な供給の確保、(2)電力需要の負荷平準化、(3)環境負荷の低減に配慮したエネルギーの導入拡大および転換促進、(4)使用済み再生可能エネルギー設備などの沖縄県内での資源循環、(5)地域の次世代教育、(6)その他本協定の目的に沿うこと――の6項目。

 具体的な取り組みとして、拓伸会の工場などへ屋根置き太陽光発電設備および省エネ設備・機器を導入する。また、社有車の電気自動車(EV)および再エネ電力供給型EVステーションの設置、太陽光パネルやEV蓄電池などのリユース・リサイクルシステムの構築、沖縄の環境に合わせて耐食性などを高めた太陽光パネル架台を開発する。

 拓伸会は、1953年の創業時から鉄のリサイクルを手掛け、資源の少ない沖縄において循環型社会の形成やゼロエミッションの実現に取り組んでいる。また、沖縄電力は、2020年12月に2050年CO2排出ネットゼロの実現に向けたロードマップを公表した。両社は今後、検討チームを発足し、協力して取り組んでいく。

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