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リコー生産会社、東北事業所にソーラーカーポート

シン・エナジーによるオンサイトPPA、スチール製で堅牢性

2022/02/18 17:22
工藤宗介=技術ライター
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リコーインダストリー東北事業所のソーラーカーポート
リコーインダストリー東北事業所のソーラーカーポート
(出所:シン・エナジー)
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リコーインダストリー東北事業所のソーラーカーポート
リコーインダストリー東北事業所のソーラーカーポート
(出所:シン・エナジー)
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 シン・エナジー(神戸市)は、リコーの生産関連会社であるリコーインダストリー(神奈川県厚木市)の東北事業所にオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによるソーラーカーポート(駐車場型太陽光発電設備)を導入し、2月10日から稼働した。

 東北事業所は宮城県柴田町にある。来客用駐車場に50台分のソーラーカーポートを設置した。太陽光パネルの出力は146kW、パワーコンディショナー(PCS)出力は100kW。年間発電量は約160MWhを見込み、CO2削減効果は約85tとなる。発電した電力は自家消費し、同事業所で使用する電力の約0.5%を賄える。

 カーポートは、タカミヤとシン・エナジーが共同開発した。オールスチール製を採用し、シンプルな設計でコストを削減しつつ、堅牢性を維持したという。JISおよび建築基準法に適合した。また、雨樋やパネル間ガスケットを装着し、車両に直接雨水が当たらないよう配慮した。車両ドア開閉に支障がない柱配置でストレスなく乗車できるという。

 PPA事業者はシン・エナジー、太陽光発電設備の所有者はJA三井リースとなる。契約期間は20年間。環境省の「令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)」の交付を受けた。

 リコーグループは、2017年4月に日本企業として初めて「RE100」に参画。再生可能エネルギーの使用率向上と質の確保に向けて拠点スペースを有効活用するなど、再エネ利用を拡大している。2030年に事業に使用する電力の再エネ比率50%を目標に掲げている。

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