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オンサイトPPA太陽光向け「見舞金保険」、近隣被害者に対して

2022/02/23 00:04
工藤宗介=技術ライター
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保険金支払いのスキーム
保険金支払いのスキーム
(出所:三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の共同リリース)
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 MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険およびあいおいニッセイ同和損害保険は2月21日、太陽光発電設備のオンサイト型PPA(電力購入契約)スキームによる電力供給事業者向けに、近隣被災者への見舞金保険の販売を開始した。

 オンサイト型PPA事業者が設置した太陽光発電設備が、自然災害によって飛散し、近隣の建物などに損壊が生じた場合に、PPA事業者が支出した見舞金などの費用を補償する。自然災害は台風や暴風などの風害や積雪による雪害などを想定し、地震は含まれない。

 保険料は、太陽光発電設備70カ所程度を設置・維持するオンサイト型PPA事業者の場合で年間80万円~100万円程度を想定する。なお、損害賠償リスクの補償には、賠償責任保険の加入が別途必要となる。

 保険金の額は、支出した見舞金などの費用に別に定める縮小支払割合を乗じた額、または支払限度額のいずれか低い額を限度とする。支払限度額は、1事故・保険期間中1000万円。ただし、被害者1世帯または1社に対して100万円を上限とする。

 一般的に自然災害に起因する損害は不可抗力として賠償責任を負わないが、近隣住民などとのトラブルはオンサイト型PPA事業者の事業継続に支障をきたす要因となることから、今回の保険商品を開発した。両社合算で年間200件の契約獲得を目指す。

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