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九電とTMEICが受賞、地球環境大賞の再エネ関連で

2022/03/03 14:49
工藤宗介=技術ライター
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九電グループによる串間風力発電所
九電グループによる串間風力発電所
(出所:九州電力)
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TMEICの高効率モーターと太陽光向けPCS
TMEICの高効率モーターと太陽光向けPCS
(出所:TMEIC)
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 フジサンケイグループは3月2日、地球温暖化防止や持続可能な開発目標(SDGs)に取り組み成果を挙げている企業・団体などを表彰する第30回「地球環境大賞」の受賞者を発表した。再生可能エネルギー関連では、九州電力・九州電力送配電と東芝三菱電機産業システム(TMEIC)が受賞した。

 九州電力・九州電力送配電は、経済産業大臣賞を受賞した。水力、地熱、風力など再エネの積極的な開発、既存の送変電設備を最大限に活用することなどによる再エネ電力の受け入れ、社用車を100%電気自動車(EV)にしたり、EVシェアリングサービスの展開などEVの積極的な活用・普及促進、米国地熱技術サービス提供会社の買収による海外での再エネ開発・運営体制の強化など、幅広い環境活動の実績が評価された。

 TMEICは、奨励賞を受賞した。太陽光向け大容量パワーコンディショナー(PCS)に関し、世界最高クラスの変換効率99.1%、世界最大クラスの単機容量5.5MWを実現するなど、2020年には累計出荷が30GWを突破した。また、石油化学プラントなどで使われるコンプレッサーを従来のタービンから電化を実現する大容量モータードライブシステムなどの環境負荷を低減する製品群のほか、2020年には、顧客のカーボンニュートラルをサポートする専任組織(ERS=Energy Resource Solutions)を発足させた。

 地球環境大賞は、積水ハウス(「5本の樹」計画の植栽1709万本を使い、“生物多様性保全の実効性”を評価)が受賞。また、環境大臣賞は兼松サステック、文部科学大臣賞は青森県立名久井農業高等学校、国土交通大臣賞は積水化学工業、農林水産大臣賞は静岡市森林環境アドプト実行委員会、日本経済団体連合会会長賞は東レ、フジサンケイグループ賞は旭化成、奨励賞はイオンがそれぞれ受賞した。

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