リニューアブル・ジャパン(東京都港区)は3月1日、同社が手掛ける太陽光・水力・風力発電所のO&M(運営・管理)サービスの実績が1GW(100万kW)に達したと発表した。
同社は、再エネ発電所の開発から、運営・管理まで一貫して手掛けている。O&Mサービス事業は、2021年から外部受託を強化することで急拡大し、2022年2月28日時点で外部受託56件425.4MW、自社開発・取得案件と合わせて累計223件1040.1MWに達した。そのほとんどが太陽光で、自社案件の一部には水力と風力が含まれる。
同社のO&M事業では、国内28カ所の地域拠点を設けて地域に根ざした事業を展開している。また、除草や除雪、保安規定が定める年次点検などの業務の内製化を進めており、多岐にわたる業務を自社内で完結させることで低コストを実現したという。
経産省が2021年10月に公表した「第6次エネルギー基本計画」では2030年の再エネ比率を現行の22~24%から36~38%へ引き上げるとしており、今後も再エネ市場は拡大していく見通し。同社は、2025年までに累計2GWのO&Mサービス実績を目標に掲げ、今後も外部受託の拡大を目指すとしている。