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日本駐車場開発、那須町のリゾート事業を再エネ100%、バイオマスコージェネ導入

2022/03/08 14:00
工藤宗介=技術ライター
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那須グリーンハイランド構想
那須グリーンハイランド構想
(出所:日本駐車場開発)
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 日本駐車場開発は3月4日、再生可能エネルギーへの投資および運営などにより、同社グループ全体の事業における脱炭素を推進する100%子会社「スマートグリーンエネルギー」を設立すると発表した。

 同社グループでは、駐車場事業や栃木県那須町でのリゾート事業、全国8カ所におけるスキー場運営などを手掛けており、事業全体で年間約1万7000tのCO2を排出している。新会社は、再エネ発電設備への投資と運営、脱炭素化推進コンサルティング事業、売電事業などを通じて、グループ全体の2030年カーボンニュートラル実現を目指す。

 具体的には、グループ企業の藤和那須リゾートが那須町で手掛けるテーマパーク事業・宿泊事業・別荘事業において、東京ドーム172個分に相当する約80万m2の森林を活用し、別荘地5000区画、宿泊施設200室、年間50万人来場する遊園地をすべて再エネで賄う「那須グリーンハイランド構想」の実現を目指す。

 2022年中に出力100kW以下の小型バイオマス発電設備を導入し、宿泊施設への電力および熱供給を行う計画。今後、バイオマス発電の規模拡大や、テーマパーク駐車場の屋根上への太陽光発電の導入を検討する。将来的には、グループ内での成功体験とノウハウを活用し、グループ外の一般企業・団体向けにも事業展開することを目指す。

 新会社の所在地は東京都千代田区。代表取締役社長は、日本駐車場開発常務取締役の渥美謙介氏が兼任する。資本金は1億円。設立日は5月10日、事業開始日は10月1日の予定。

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