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東ソーグループ初の太陽光をPPAで導入、富山工場で

2022/03/10 21:45
工藤宗介=技術ライター
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東ソー・セラミックス富山工場の太陽光発電設備
東ソー・セラミックス富山工場の太陽光発電設備
(出所:東ソー)
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 東ソーグループの東ソー・セラミックス(東京都港区)は、富山市にある富山工場に第三者所有によるPPA(電力購入契約)モデルの太陽光発電設備を導入した。PPAによる電力供給事業者は、日本海ガス絆ホールディングスグループの日本海ガス(富山市)。3月3日に発表した。

 出力は30.78kWで、発電した電力は自家消費する。将来の増設が可能な専用分電盤を採用した。契約期間は20年間。自家消費量は年間約2万9000kWh、CO2削減効果は20年間で約280tを見込んでいる。脱炭素電源の活用を求める改正省エネ法にも対応する。2021年12月1日から運用を開始した。

 東ソーグループでは、2030年度までに温室効果ガス排出量を2018年度比30%削減、2050年カーボンニュートラル実現を目標に掲げている。使用エネルギーの脱炭素化や省エネ推進、CO2の回収・有効利用など、2030年度に向けて約1200億円の投資を行う方針。

 富山工場のプロジェクトは、グループ初の太陽光発電設備になる。今後、他事業所を含めて太陽光発電の増設を進めていく。また、自家消費用の石炭火力発電所を合計77万6000kW所有しており、これらの木質バイオマス混焼への切り替えなども検討する。

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