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リゾートトラスト、全国のホテル・ゴルフ場37拠点に自家消費太陽光

2022/03/24 23:17
工藤宗介=技術ライター
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サンクチュアリコート琵琶湖 ベネチアンモダンリゾートの完成予想図
サンクチュアリコート琵琶湖 ベネチアンモダンリゾートの完成予想図
(出所:リゾートトラスト)
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「リゾートトラスト メガソーラー 那須白河」
「リゾートトラスト メガソーラー 那須白河」
(出所:リゾートトラスト)
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 リゾートトラストは、2030年または2050年に向けた中長期的な温室効果ガス排出量削減策として、同社グループが国内に運営する全ての会員制リゾートホテルの拠点および全てのゴルフ場、合計37拠点に太陽光発電設備を設置する方針を決定した。3月23日に発表した。具体的な導入規模や効果は現在検討中。投資額は約20億円規模を見込む。

 2022年度以降、順次各拠点の条件に合わせて建物屋上や駐車場屋根、敷地内の平地などに太陽光発電設備の導入を進め、発電した電力を自家消費する。滋賀県高島市で2024年10月に開業予定の完全会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート琵琶湖 ベネチアンモダンリゾート」では、日中の消費電力の約80%相当を自家発電で賄う見込み。

 これまで同社は、福島県西郷村にある「グランディ那須白河ゴルフクラブ」の隣接地に出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「リゾートトラスト メガソーラー那須白河」を設置し、2014年3月から発電を開始している。また、神奈川県湯河原町の会員制リゾートホテル「エクシブ湯河原離宮」では、ホテル周囲にある水路の高低差を利用したマイクロ水力発電を行っている(関連記事:福島県西郷村の災害対応型メガソーラー)。

 今回の太陽光設置方針は、政府が掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとなる。中長期的な目標は現在検討中だが、太陽光に加えてより先進的な技術や考え方を取り入れ、複合的な効果によって達成を目指す。2023年4月の創立50周年に向けて、経営・戦略・企業活動において「サステナビリティ」を共通の軸とした中長期ビジョンを描くとしている。

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