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丸紅、英BP子会社と国内洋上風力などでパートナーシップ

2022/03/26 08:14
工藤宗介=技術ライター
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丸紅が秋田港湾で建設中の風力発電所の完成予想ジオラマ
丸紅が秋田港湾で建設中の風力発電所の完成予想ジオラマ
(出所:日経BP)
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 丸紅は3月23日、石油メジャー(国際石油資本)の英BPの100%子会社で再生可能エネルギー事業に取り組むBP Alternative Energy Investments Limited(BPAEIL)と、洋上風力発電の共同開発および水素を含む脱炭素化プロジェクトの共同開発についてパートナーシップ契約を締結したと発表した。

 パートナーシップにおける取り組みの第一歩として、国内洋上風力発電事業の1つの案件で共同開発を進めるため、丸紅の特別目的会社(SPC)へBPAEILが49%を出資することで合意した。この出資は、関連当局の承認などの条件が充足した後、完了する予定。また、このパートナーシップに関連して、BPは新たに洋上風力開発チームを日本に設立する。

 BPは、日本において1960年から大規模な石油とLNGのトレーディング事業とカストロール潤滑油事業を展開している。また、米国と英国で持ち分容量5GW超の洋上風力プロジェクトを開発している。2019年から従来の4倍規模にあたる24GW超の再エネ開発を手掛け、既に2025年目標の20GWを達成した。

 丸紅は、大規模浮体式洋上風力発電の実現を目指して福島浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業に参画。国内初の大規模商業ベースの洋上風力案件である秋田港・能代港洋上風力発電事業にも参画する。2022年1月には、英国スコットランドにおける最大出力2600MW(2.6GW)の浮体式洋上風力を開発するための海域リース権益を獲得した。今後も世界各国での洋上風力発電事業の拡大を目指すとしている。

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