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三井物産、インドで1.3GWの風力・太陽光開発に参画

2022/04/09 14:57
工藤宗介=技術ライター
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(出所:三井物産)
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 三井物産は4月6日、同社100%子会社のミットパワーインディア(東京都千代田区)を通じて、インド最大手の再生可能エネルギー事業者であるReNew Powerが推進する合計1300MW(1.3GW)の大型再生可能エネルギー事業の開発に参画すると発表した。

 インド国内における出力300MWの風力発電所3件(合計900MW)および出力400MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)1件(最大100MWhの蓄電システムを併設予定)を新設する。三井物産は、事業会社であるReNew Surya Roshniの株式を取得する。出資比率は、ReNew Powerが51%、三井物産が49%。

 インド新・再生エネルギー省傘下のインド太陽エネルギー公社(SECI)との25年間の長期売電契約に基づき400MWの電力を安定的に供給する。蓄電システムを含む複数の再エネ発電所から24時間安定供給することを契約条件に含めたインド初のラウンド・ザ・クロック(Round-the-Clock)スキーム型事業となる。

 インド政府は、2070年までに温室効果ガス排出量ネットゼロを表明し、非化石燃料による発電設備を2030年までに500GWに引き上げる方針。再エネ100%の電力を安定供給できるラウンド・ザ・クロック・スキームの推進は、同国政府の方針に合致するものになる。

 総事業費は約13.5億米ドル(約1650億円)で、2023年8月に商業運転を開始することを目指す。三井物産は、国内外で培ってきた発電事業の知見を生かし、同事業の着実な完工と円滑な事業運営に貢献するとしている。

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