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米子市に50MWのバイオマス発電所が稼働、北米産ペレットで

2022/04/13 22:31
工藤宗介=技術ライター
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米子バイオマス発電所
米子バイオマス発電所
(出所:三菱HCキャピタル、中部電力、東急不動産、シンエネルギー開発、三光)
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 鳥取県米子市に出力54.5MWの木質バイオマス発電所「米子バイオマス発電所」が完成し、4月2日から営業運転を開始した。出資者は、三菱HCキャピタル、中部電力、東急不動産、シンエネルギー開発(群馬県沼田市)、三光(鳥取県境港市)の5社。

 年間発電量は、一般家庭約12.5万世帯分に相当する約3.9億kWhを見込む。東洋エンジニアリングがEPC(設計・調達・施工)サービスを担当し、ボイラーにはオーストリア・アンドリッツ製を採用した。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき中国電力ネットワークに売電する。単価24円/kWhで20年間の売電事業となる。

 燃料には、主に米国・ベトナム産の木質ペレット、インドネシア・マレーシア産のパーム椰子殻(PKS)を使用する予定。2021年4月に資源エネルギー庁から示された「事業計画策定ガイドライン(バイオマス発電)」に基づき、国際的に認知された認証を取得したPKSの調達に努めるとしている。

 事業主体は、5社が共同出資する米子バイオマス発電合同会社。出資比率は、三菱HCキャピタル、中部電力、東急不動産が各30%、シンエネルギー開発、三光が各5%。

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