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御坊市で50MWのバイオマス発電、海外産木質ペレットで

2022/04/22 18:04
工藤宗介=技術ライター
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御坊バイオマス発電所のパース図
御坊バイオマス発電所のパース図
(出所:大阪ガス)
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 大阪ガス、JAG国際エナジー(東京都千代田区)、SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)は、和歌山県御坊市に木質バイオマス発電所「御坊バイオマス発電所」を建設する。2025年9月に営業運転を開始することを目指す。4月20日に発表した。

 出力は50MWで、燃料には海外産の木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を年間10万t使用する。発電設備は、オーストリア・アンドリッツ製の高効率循環流動層(CFB)ボイラーと独シーメンス・エナジー製の蒸気タービンを採用する。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき関西電力送配電に売電する。

 事業主体は和歌山御坊バイオマス発電合同会社で、大阪ガスとJAG国際エナジーが各35%、SMFLみらいパートナーズが30%出資する。営業運転開始後のオーナーズエンジニアリング業務は、大阪ガス100%子会社のDaigasガスアンドパワーソリューションが受託する。

 大阪ガスグループにとってバイオマス専焼発電事業への参画は8件目、近畿圏内では3件目となり、総出力は8件合計で約450MWになる。JAG国際エナジーにとって2件目の大規模バイオマス専焼発電事業となり、合計出力は約125MWになる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、東洋エンジニアリングが受注した。同社にとってバイオマス発電所としては営業運転を開始した2件の50MW級と、現在建設中の7件の50MW級および2件の75MW級に続く12件目のプロジェクトとなる。

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