太陽光パネルの設置イメージ
(出所:ホッカンホールディングス、北海製罐、日本ファシリティ・ソリューション、東京センチュリー、京セラ、京セラコミュニケーションシステムの共同リリース)
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ホッカンホールディングスの子会社である北海製罐(東京都千代田区)は、群馬県明和町にある同社明和工場にオンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる自家消費型太陽光発電設備を導入する。4月25日に発表した。
太陽光パネルの出力は1959kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力は1360kW。年間発電量は約2039MWhを見込み、同工場で使用される電力の1割程度を賄う。また、年間で約1104tの温室効果ガス削減効果となる見込み。
日本ファシリティ・ソリューション(JFS、東京都品川区)がPPAサービス事業者となって電力を供給する。また、東京センチュリーが太陽光発電設備を保有、京セラが太陽光発電システムを供給、京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市)が建設および保守管理を担当する。
太陽光パネルは京セラ製、PCSは中国ファーウェイ製とGSユアサ製を採用する。京セラ製の太陽光パネルは、導入から30年経過後の出力低下率が13%にとどまるなど、長期稼働を担保しているという。発電期間は、2023年1月~2043年1月の20年間の予定。
なお、今回の取り組みは、環境省の令和2年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業)」に採択された。