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東急不とエクシオ、東松山市でソーラーシェアリング実証、コメやニンジンなど

2022/04/27 16:04
工藤宗介=技術ライター
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リエネソーラーファーム東松山のイメージ
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(出所:東急不動産)
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事業概要
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 東急不動産(東京都渋谷区)は4月27日、エクシオグループと共同で、埼玉県東松山市にソーラーシェアリング(営農型太陽光発電所)を中心とした再生可能エネルギー実証施設「リエネソーラーファーム東松山」を建設すると発表した。

 両社は、ソーラーシェアリング実証事業のパートナーシップ契約および工事請負契約を締結した。効率的なソーラーシェアリングの開発・運営、最適な発電量を確保するための検証や作物育成データ収集・分析を通じた収穫高や栽培品質に影響の少ない営農実証など、さまざまな取り組みで協業する。

 「リエネソーラーファーム東松山 太陽光発電所」の太陽光パネルの出力は378.78kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力は249kW。発電した電力は、自社施設での活用や、周辺施設への売電などを検討する。12月に稼働する予定。

 事業地は、市街化調整区域内の農用地区域(青地)で、埼玉県および東松山市農業委員会から農地転用許可を取得済み。営農者は個人農家で、コメ、ニンジン、ブルーベリー、エダマメなどを栽培する。6月から営農を開始する予定。

 東急不動産は、営農者や近隣住民、行政機関、発電事業に関わるメーカーや電気の需要事業者などと協力し、発電事業の発展に向けた技術検証、農業のEV(電動)化に向けた効率性の検証、作物の日照影響の検証、作物のブランド化、食品加工、その場で食べられる施設開発、電気の利用方法など、さまざまな実証を継続して行う。

 発電所の近隣には、作物の収穫体験や発電所の見学説明、実証成果や地域との発電所開発プロセス、電気の活用方法を幅広く理解してもらうための展示など、多様な使い方ができる地域共生型再エネ施設を開業する予定。環境に特に配慮し、既存建物のリノベーションを行ってリエネソーラーファームと合わせた参加型実証施設として進めていく。

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