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自然電力、マレーシアで150MWの水上太陽光に向けFS

2022/04/28 00:10
工藤宗介=技術ライター
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AGGPM官民フォーラムにおけるMOU調印式の様子
AGGPM官民フォーラムにおけるMOU調印式の様子
(出所:自然電力)
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 自然電力(福岡市)は、マレーシアの現地合弁会社Shizen Malaysia(自然マレーシア)を通じて、出力150MWの浮体式水上太陽光発電所を建設するための事業性評価(FS)を行うことで、Nusa Baiduriコンソーシアムと合意した。4月25日に開催された「AGGPM官民フォーラム」において基本合意書(MOU)の調印式を執り行った。

 同プロジェクトは、日本政府が推進するアジア・エネルギー・トランジション・イニシアティブ(AETI)と連携したもので、浮体式水上太陽光発電所としては東南アジアで最大規模となる。同国マラッカ州にあるドリアントゥンガルダム(Durian Tunggal Dam)に建設され、発電した電力はマラッカ州全体へ水道供給を行う政府関連会社Syarikat Air Melakaに供給する。

 3月15日から最大1年間のFSを実施し、良好な結果が得られた場合は、その後2段階に分けて合計150MWの浮体式水上太陽光発電所を建設する。FSの結果が大きく影響するが、基本的には2024年第1四半期までにフェーズ1の完成を目指す。

 Nusa Baiduriコンソーシアムは、自然マレーシアとNusa Baiduriから構成される。自然マレーシアが投資・開発を担当、Nusa Baiduriがプロジェクトオーナー・ファシリテーターを担当する。

 自然マレーシアは、自然電力と、自然電力の100%子会社で海外事業を統括する自然・インターナショナルによる合弁会社。マレーシアとタイにおける産業用太陽光の開発を手掛け、これまで関わった野立て・浮体式水上太陽光プロジェクトは200MW超になる。

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