加美町に80MWのメガソーラー計画、アセス審査

2022/05/13 22:40
工藤宗介=技術ライター
カナディアン・ソーラーが開発・運営している発電所の例。熊本県益城町で
カナディアン・ソーラーが開発・運営している発電所の例。熊本県益城町で
(出所:カナディアン・ソーラー)
クリックすると拡大した画像が開きます

 経済産業省は、5月10日に環境審査顧問会・太陽電池部会を開催し、宮城県加美町のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「CS宮城加美町太陽光発電事業(仮称)」について、環境影響評価(環境アセスメント)方法書の書類審査を実施した。

 同事業は、加美町芋沢、鹿原周辺のゴルフ場を含む140haに太陽光パネル出力で最大80.275MW、連系出力で49.99MWのメガソーラーを新設するもの。事業主体は、カナディアン・ソーラーが代表社員を務めるティーダ・パワー110合同会社(東京都新宿区)。

 出力650W/枚の多結晶シリコン型太陽光パネルを約12万3500枚、単機出力2MWのパワーコンディショナー(PCS)を24台、出力1990kWのPCSを1台、22kV/645Vの昇圧変圧器(副変圧器)を25台、66kV/22kVの送変電設備(主変圧器)を1台設置する。東北電力ネットワークの既存鉄塔に接続する。

 計画面積140haのうち非改変区域は95ha(約68%)。太陽光パネルは大規模な土地の改変を行わず、地形に沿って杭を打ち込み設置する工法を予定する。調整池は、ゴルフ場の調整池を最大限利用して整備する。

 着工は2024年4月で、造成基礎工事期間は28カ月間程度(2024年4月~2026年7月)、課題据付工事期間は24カ月間程度(2024年8月~2026年7月)、電気工事期間は30カ月間程度(2024年4月~29026年9月)を見込む。また、試運転期間は2カ月間程度(2026年10月~11月)で、商業運転開始は2026年12月を予定する。