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常陽銀行が再エネ会社、オフサイトPPA太陽光など新規開発も

2022/05/19 21:04
工藤宗介=技術ライター
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設立会社の事業イメージ。再エネ電源の取得と発電事業
設立会社の事業イメージ。再エネ電源の取得と発電事業
(出所:常陽銀行)
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設立会社の事業イメージ。取得した再エネ電源の活用等を通じて想定している派生事業
設立会社の事業イメージ。取得した再エネ電源の活用等を通じて想定している派生事業
(出所:常陽銀行)
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 常陽銀行と、同行100%出資の投資専門子会社である常陽キャピタルパートナーズは5月13日、再生可能エネルギー事業などを展開する「常陽グリーンエナジー」を設立すると発表した。

 新会社は、再エネ電源の取得および発電事業を手掛ける。茨城県内には小規模の太陽光発電所が数多く稼働していることから、これら地域の電源取得や、新規に開発することで電力会社への売電やオフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)などのスキームにより地域顧客や自社グループで利用していく。既存電源の取得と新規電源の開発は、当初50億円規模を想定している。

 また、取得した再エネ電源を活用して派生事業を展開する。発電性能評価や発電効率改善、電源設備のメンテナンスや再利用など、休耕地などを活用したカーボンオフセットの取り組み(J-クレジット、グリーン電力証書、非化石証書の発行など)、ブルーカーボン生態系を活用した環境価値の創出などを想定する。なお、具体的な業務内容や業務開始予定日は、当局の許認可取得後に改めて発表する。

 新会社の所在地は水戸市。資本金は500万円、常陽キャピタルパートナーズが100%出資する。設立は7月ごろの予定(ただし、当局の他業銀行業高度化等会社の設立認可取得が前提)。常陽銀行では、4月から開始した第3次グループ中期経営計画において、基本戦略のひとつに「地域を支えるビジネスモデルの追求」を掲げ、「事業領域拡大への挑戦」に取り組んでいる。新会社の設立は、その一環となる。

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