パナソニック、18MWの「オフサイトPPA太陽光」から電力調達

耕作放棄地の転用などで低圧太陽光を371基新設

2022/05/23 19:11
工藤宗介=技術ライター
PEXへのオフサイトPPAの事業スキーム
PEXへのオフサイトPPAの事業スキーム
(出所:エコスタイル)
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 関西電力とエコスタイル(大阪市)が共同出資する関電エコスタイル太陽光発電合同会社(大阪市)は、パナソニック オペレーショナルエクセレンス(PEX、大阪府門真市)向けにオフサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる合計約18MWの太陽光発電設備を開発する。5月20日に発表した。

 関西・中国・四国エリアを中心に、耕作放棄地の転用などにより出力49.5kWの低圧配電線に連系する小規模太陽光発電所を371基(見込み)設置する。固定価格買取制度(FIT)に依存しない非FIT太陽光発電設備として、発電した電力および環境価値(非FIT非化石価値)をPEXに供給する。

 6月以降に電力供給を順次開始し、2023年2月に合計約18MWが竣工する予定。事業期間は20年間の予定。なお、EPC(設計・調達・施工)サービス、保守管理、発電予測業務は、エコスタイルが受託を検討している。

 また、関西電力が100%出資するKPRE合同会社(大阪市)は、液化水素などの製造・販売を手掛けるハイドロエッジ(大阪府堺市)向けにオフサイト型PPAモデルによる合計2MWの太陽光発電設備を開発する。

 兵庫県朝来市にある水力発電所「奥多々良木発電所」の構内に出力1250kW、兵庫県稲美町にある「関西電力送配電東播変電所」の構内に出力750kWの太陽光発電設備を設置する。10月に着工し、2023年2月から電力供給を開始する予定。事業期間は20年間。