日本板硝子(NSG)は5月26日、米国オハイオ州ロスフォードにあるロスフォード工場の敷地内に出力1.4MWのメガソーラー(大規模太陽光発電設備)を設置し本格稼働を開始したと発表した。
同工場の遊休地に4300枚以上の薄膜太陽光パネルを設置した。年間発電量は250万kWhの見込み。同工場で使用する電力の約2.5%を賄える。太陽光パネルは、米ファーストソーラー製で、NSGグループの透明導電膜(TCO)付きガラスを使用する。
発電設備は、米アメリカン・エレクトリック・パワー(AEP)の子会社であるAEP OnSite Partnersが所有・運営する。PPA(電力購入契約)に基づき、今後20年以上にわたって発電した電力の全量を供給する。
NSGグループは、2030年までにCO2排出量を2018年比30%以上削減する目標を掲げており、グループ各拠点に太陽光発電設備の導入を進めている。これまで米国オハイオ州ノースウッドのR&Dセンターに出力250kW、英国ランカシャー州レイサムのヨーロッパテクニカルセンターに出力2.29MWの太陽光発電設備が稼働している、