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中国木材、製材工場でバイオマス発電、タクマが建設

2022/05/31 23:06
工藤宗介=技術ライター
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木質バイオマス発電プラントの完成予想図
木質バイオマス発電プラントの完成予想図
(出所:タクマ)
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 タクマは5月27日、製材や集成材、プレカットを手掛ける大手総合木材企業の中国木材(山口県呉市)が秋田県能代市に新設する能代工場内における木質バイオマス発電プラントの建設工事を受注したと発表した。

 中国木材の能代工場は、地元秋田県から原木を集める国産材工場で、能代工業団地内の敷地30万3000m2で建設を進めている。2024年1月に製材工場、同年3月に加工工場、同年10月に集成材工場を稼働する予定。

 木質バイオマス発電プラントの定格出力は2090kW、ボイラーの蒸発量は23.5t/h。工場内で使用する電力および木材や燃料の乾燥に使用する蒸気を供給する。同工場で使用する電力の30~40%程度を賄える見込み。

 燃料に製材過程で発生する樹皮やオガ、廃材などを用いることで、エネルギー供給と温室効果ガスの削減を両立できる。2024年3月末に完成する予定。

 タクマにとって、中国木材向けバイオマスプラントの受注は11件目になる。これまで納入したプラントの安定的な稼働実績と、国内外630基以上の豊富な納入実績、多様な燃料に対応可能な点が評価され、今回の採用につながったとしている。

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