ニュース

神戸市で1MWのバイオガス発電、食品廃棄物をメタン発酵

2022/06/06 21:53
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
事業スキーム
事業スキーム
(出所:神鋼環境ソリューション)
クリックすると拡大した画像が開きます

 神戸環境クリエート(神戸市)と神鋼環境ソリューション(神戸市)は、神戸市で食品廃棄物を用いたバイオガス発電事業を行う。4月27日、メタン発酵処理事業を行う特別目的会社(SPC)「株式会社コベック」を設立したと発表した。

 SPCは、神戸環境クリエートの親会社であるジャパンクリーンサービス(神戸市)の神戸市内の敷地にメタン発酵処理施設「バイオガスKOBE(仮称)」を設置する。食品会社やコンビニエンスストア、スーパーなどから排出される食品廃棄物をメタン発酵させ、バイオガスを生成する。処理能力は日量60t。

 バイオガスは、神戸環境クリエートが別途建設するバイオガス発電施設へ販売する。発電設備の出力は1000kW、年間発電量は一般家庭約1500世帯分に相当する約5000MWhの見込み。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき関西電力送配電に売電する。売電単価は39円/kWh。

 神鋼環境ソリューションは、メタン発酵処理施設の建設・修繕・薬品販売およびバイオガス発電設備の建設・修繕を請け負う。事業期間は2024年6月~2045年12月、発電開始日は2025年1月の予定。

 SPCの設立日は4月7日。資本金は2億円、出資比率は神戸環境クリエートが83.7%、神鋼環境ソリューションが16.3%。神鋼環境ソリューションにとって、建設・維持管理の請負以外でバイオガス発電事業に参画するのは2例目になるという。

  • 記事ランキング