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福島県平田村で2MWのバイオマス発電、間伐材など活用

2022/06/06 22:09
工藤宗介=技術ライター
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福島平田村バイオマスパワー1号の外観
福島平田村バイオマスパワー1号の外観
(出所:奥村組)
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 福島県平田村に約2MWの木質バイオマス発電設備が完成し、5月29日から営業運転を開始した。事業主体は、奥村組、四国電力、岩掘建設工業(埼玉県川越市)が共同出資する平田バイオエナジー合同会社となる。発電所名は、「福島平田村バイオマスパワー1号」。

 同事業は、出力1990kWの木質バイオマス発電設備を2基建設し、福島県および近隣県の林地で発生する間伐材などを用いて発電事業を行うもので、森林整備の促進、林業振興、雇用創出による地域社会の活性化にも貢献する。2基合計の年間発電量は一般家庭約9300世帯分に相当する約2900万kWhの見込み。今回、このうちの1基が稼働した。

 発電設備はタクマ製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスは岩掘建設工業が担当した。O&M(運営・保守)は外部委託。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき東北電力ネットワークに売電する。売電単価は40円/kWh。

 平田バイオエナジー合同会社の出資比率は、奥村組が56%、四国電力が39%、岩掘建設工業が5%。引き続き2基目となる「福島平田村バイオマスパワー2号」の建設工事を進め、2023年4月の運転開始を目指す。

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