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SBエナジー、白老町に売電収入の一部を寄付

役場で3年ぶりに贈呈式、メガソーラー好調で寄付額も最多に

2022/06/09 16:06
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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3年ぶりに白老町役場で寄附金贈呈式を開催
3年ぶりに白老町役場で寄附金贈呈式を開催
(出所:日経BP)
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北海道白老町にある「ソフトバンク白老ソーラーパーク」
北海道白老町にある「ソフトバンク白老ソーラーパーク」
2021年度に発電量が最高となった(出所:日経BP)
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 ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを展開するSBエナジー(東京都港区)は6月8日、北海道白老町の町役場で寄附金贈呈式を開催した。同町内で同社が運営するメガソーラー(大規模太陽光発電所)から得られる年間売電収入の1%にあたる128万7000円を戸田安彦町長に寄贈した。

 SB エナジーは、2014年10 月から白老町の所有する石山工業団地内で、出力約2.6MWのメガソーラー「ソフトバンク白老ソーラーパーク」を運転している。同発電所は、白老町が発電事業者を募集したもので、SBエナジーは応募に際して売電収入の1%を寄付する提案を行い、運転開始以来、毎年、寄贈している。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大に配慮して2020年度と2021年度は贈呈式を開催しなかったため、今回、役場で贈呈式を開催したのは、3年ぶりとなった。町からは戸田町長など4人、SBエナジーからは福﨑大輔・電力事業本部本部長など4人が参加した。

 戸田町長からは、感謝の意とともに、寄付金を子供たちの教育に関連した用途に使っているとの説明があった。福崎本部長からは、「ソフトバンク白老ソーラーパーク」の運営状況の報告があり、稼働以来、順調に推移しており、今回の寄付額算定の前提である2021年度は過去最高の発電量で、寄付額も最も多くなったとの説明があった。

 町によると、これまでの寄付金額は、2014年度・48万8600円、2015年度・127万6200円、2016年度・122万6900円、2017年度・126万5100円、2018年度・121万8000円、2019年度・127万3400円、2020年度・122万9900円となっており、2021年度分と合わせて、総額926万5100円に達している。

 福﨑本部長によると、「ソフトバンク白老ソーラーパーク」は稼働8年目に入るが、太陽光パネルなど設備の経年劣化はまったく見られず、2021年度に発電量が最も伸びたのは、積雪の影響が少ないなど日照に恵まれたことが要因としている。

 また、SBエナジーでは、2015年度から白老町内の小学生向けに「体験型環境教育プログラム」を実施しており、竹浦小学校で3回、虎杖小学校で3回、開催したが、2020年度と2021年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から中止した。今年度秋にも開催を予定しているが、感染症の状況から今後、実施について判断していくという。

 白老町には、「ソフトバンク白老ソーラーパーク」のほかにも、メガソーラーが複数、稼働している。2020年10月には、電力系統に与える出力変動を緩和させるために大型蓄電池を併設した約35MWのメガソーラーも稼働している(関連記事:サーキット場跡に稼働した35MWの「蓄電池併設メガソーラー」)。

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