ニュース

カインズ初の再エネ100%店舗、屋根上太陽光とバイオマス電力購入で

2022/06/09 18:44
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
カインズ壬生店
カインズ壬生店
(出所:カインズ)
クリックすると拡大した画像が開きます
店舗屋上に設置した太陽光パネル
店舗屋上に設置した太陽光パネル
画像はカインズ朝霞店(出所:カインズ)
クリックすると拡大した画像が開きます
地域にある森林の間伐材などを使ったバイオマス発電による電気を調達
地域にある森林の間伐材などを使ったバイオマス発電による電気を調達
(出所:カインズ)
クリックすると拡大した画像が開きます

 ホームセンターチェーン「カインズ」を運営するカインズ(埼玉県本庄市)は、栃木県壬生町に、再生可能エネルギー100%で運営する「カインズ壬生店」を6月18日にオープンする。太陽光とバイオマス発電由来電力により使用電力のすべてを再エネとし、カインズでは初めて新規オープン時からの「CO2フリー」を実現した。

 店舗屋上に太陽光パネルを400枚設置した。太陽光パネルの出力は150kW、年間発電量は17万6500kWhの見込みで、同店舗で使用する電力の約22%を賄う。太陽光パネルは、ソーラーフロンティア製を採用した。

 さらに、電力小売事業者のエフオンとバイオマス電力の供給契約を締結。エフオングループが壬生町内で運営する、地元森林の間伐材などを中心に国産木材由来の木質チップのみを燃料とするバイオマス発電所(出力18MW)から電力供給を受け、地元の再エネ電力を地産地消する。店舗の年間使用電力量は81万kWh程度を見込んでいる。

 「カインズ壬生店」は、省エネ性能も兼ね備え、第三者認証制度「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」で最高評価の5つ星を獲得した。

 カインズは、28都道府県に228店舗を展開する。2025年までに自社店舗・オフィス・倉庫など建屋のカーボンゼロ達成、2050年までにサプライチェーン全体のカーボンゼロ達成とともに、カインズのある「まち」のカーボンゼロ達成に貢献することを目指している。2021年12月には、京都府亀岡市と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結した。

  • 記事ランキング