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森永乳業のバイオガス設備、バイオ燃料法に認定

2022/06/11 12:40
工藤宗介=技術ライター
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「MO-ラグーン for Dairy」の処理工程
「MO-ラグーン for Dairy」の処理工程
(出所:森永乳業)
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独自の浄化システム「MO-ラグーン」
独自の浄化システム「MO-ラグーン」
(出所:森永乳業)
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那須岳麓農場
那須岳麓農場
(出所:森永乳業)
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 農林水産省、経済産業省、環境省は6月6日、森永酪農販売(東京都港区)および森永乳業のバイオガス発電設備について、農林漁業バイオ燃料法に基づく「生産製造連携事業計画」の認定を行ったと発表した。

 今回認定を受けた、森永酪農販売による事業は、農林漁業者である森永酪農販売が原材料となる家畜排せつ物を提供し、バイオ燃料製造業者である森永乳業が連携してメタンガスを製造する。家畜排せつ物の供給量は年間7300t、メタンガスの製造量は年間18万6413Nm3を目標としている。

 両社は、栃木県那須町の「那須岳麓農場」に、バイオガス発電設備と排水処理設備を組み合わせた酪農・畜産ふん尿処理システム「MO-ラグーン for Dairy」を実証施設として導入する計画。事業実施期間は2023年4月1日~2028年3月31日。

 生産製造連携事業計画は、農林漁業者とバイオ燃料製造業者が連携して原料生産と燃料製造に取り組む。認定を受けた事業者は、農業改良資金融通法の特例、バイオ燃料製造施設に係る固定資産税の軽減、中小企業投資育成株式会社法の特例、産業廃棄物処理事業振興財団の債務保証などの支援措置を受けられる。今回を含め、認定件数は28件になった。

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