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2MWのオフサイトPPA太陽光、東芝ESSが固定価格で買取

2022/06/16 15:12
工藤宗介=技術ライター
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事業スキーム
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(出所:日本BSL、地球クラブ、東芝ESSの共同リリース)
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 日本BSL(千葉県八千代市)、地球クラブ(東京都渋谷区)、東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS、川崎市)は、オフサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる太陽光発電事業に取り組む。6月14日、同事業が経済産業省の令和3年度補正予算「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」に採択されたと発表した。

 同事業では、日本BSLが2023年2月までに千葉県旭市、茨城県古河市、茨城県牛久市の3カ所に合計約2.25MWの太陽光発電所を建設する予定。東芝ESSはアグリゲーターとして参画し、再エネバランシンググループ(BG)を構成して発電した電力を固定価格で買い取り、地球クラブを通じて日本生活協同組合連合会をはじめとした需要家に供給する。

 固定価格買取制度(FIT)によらない再エネ電源を電力系統で供給するため、発電事業者は発電計画を作成し、乖離した場合、インバランスコストのリスクを負うが、東芝ESSが、東芝ネクストクラフトベルケ(川崎市)のシステムを活用して、計画値の作成と需給バランシング業務、取引業務を代行する。日本BSLはバランシング責務とマーケットリスクを負わず、また地球クラブは10年間固定価格で電力供給を受けるため3社はそれぞれ安定した収益が見込まれるという。

 今回の事業は、太陽光発電事業者である日本BSL、生協の電力事業を担う小売電気事業者で電気の産地にこだわる地球クラブ、電力バランシング技術力のある東芝ESSの3社の連携と、補助金への採択により実現した太陽光発電の導入モデルとなる。補助金は、建設費用の一部に対して支給される。

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