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Jパワー、大崎市で地熱発電を開発、大口径掘削に移行

2022/06/16 17:10
工藤宗介=技術ライター
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(出所:Jパワー)
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大口径調査井掘削用櫓(やぐら)のイメージ
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 電源開発(Jパワー)は6月15日、宮城県大崎市高日向山地域において、将来の地熱発電の開発に向けて、大口径調査井の掘削調査を開始したと発表した。

 同地域は、現在設備更新工事を進めている「鬼首地熱発電所」(更新後出力14.9MW、2023年4月に運転開始予定)に隣接する地点になる。2019年~2021年に小口径調査井を掘削して地熱資源の賦存を調査した結果、有望性が確認された。

 2022年度からは、次のステージである大口径調査井の掘削調査を開始し、地熱資源量を確認する。調査期間は2025年3月までの予定。2022年度分の調査は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和4年度「地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業」に採択された。

 同社は、鬼首地熱発電所を単独運営するほか、秋田県湯沢市で「山葵沢地熱発電所」(出力46MW、2019年に運転開始)を三菱マテリアルおよび三菱ガス化学と共同運営する。また、岩手県八幡平市で「安比地熱発電所」(出力14.9MW、2024年に運転開始予定)を3社で共同開発中。

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