シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者であるヴィーナ・エナジーは、千葉県木更津市にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「木更津下郡太陽光発電所」を建設する。6月21日、三井住友信託銀行から建設資金としてグリーンローン85.4億円を調達したと発表した。
調達した資金は、ヴィーナ・エナジーのグリーンファイナンス・フレームワークに適合する。同発電所は、ヴィーナ・エナジーにおける千葉県内初の再生可能エネルギー発電所となり、2022年第4四半期に竣工する予定。
太陽光パネルの出力は26MWh、連系出力は21MW。予想年間発電量は、一般家庭6082世帯分に相当する2万9220kWhの見込み。また、火力発電所と比較して、年間最大1万6980tの温室効果ガス排出量削減が可能。
ヴィーナ・エナジーは、全世界に合計18GW超の開発・建設・稼働中の再エネ資産を持つ。日本法人であるヴィーナ・エナジー・ジャパンは、国内17拠点の国内事業所を持ち、太陽光発電事業は同社グループの日本再生可能エネルギー、運営管理はNREオペレーションズ、施工管理はヴィーナ・エナジー・エンジニアリングが担当する。