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YKK不動産、黒部市の社員寮に太陽光とバイオマス

2022/06/29 11:53
工藤宗介=技術ライター
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I-TOWN第1期の完成イメージ
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(出所:YKK不動産)
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I-TOWN第1期の完成イメージ
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(出所:YKK不動産)
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 YKK不動産(東京都千代田区)は、富山県黒部市に建設する社有型の社員寮に太陽光とバイオマス発電を導入する。YKK黒部事業所の社有寮「I-TOWN」の新築工事に着手した。4月27日に地鎮祭を開催した。あいの風とやま鉄道・生地駅周辺のまちづくりの一環となる。

 第1期街区として住宅棟9棟と共用棟2棟を建設する。住戸数は94戸。屋根上に出力約170kWの太陽光パネルを設置する計画。年間発電量は約18万kWhの見込み。発電した電力は、住戸棟では共用部で使用し余剰売電、共用棟では全量自家消費する。

 また、施設内にバイオマスボイラーを設置し、熱供給(給湯)する。富山県内産の木質チップを燃料に使用し、出力は150kWの予定。太陽光発電、バイオマスボイラーともに自社所有設備となる。

 木造地上2階建てで延床面積は4456m2。太陽光とバイオマスボイラーによる再生可能エネルギー利用のほかにも、南面採光と高断熱・高気密化による冷暖房負荷低減によりHEAT20G2相当の躯体性能を実現する。2023年3月に開設する予定。

 YKKグループは、製造・開発の中核拠点である黒部事業所の近くに寮を整備することで、マイカーに頼らなくても通勤できる環境とともに、将来的に設備の連続稼働・夜間操業を支える基盤を構築する。今後もI-TOWNの開発整備を続け、2024年までに約270戸の建設を目指す。

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