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4.9MWの太陽光でゼロカーボン工場へ、ジンコがN型パネル供給

2022/06/29 12:18
工藤宗介=技術ライター
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WEILONG杏林工場第2期プロジェクトで設置した太陽光パネル
WEILONG杏林工場第2期プロジェクトで設置した太陽光パネル
(出所:ジンコソーラー)
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 中国の太陽光パネル大手であるジンコソーラーは6月24日、中国の菓子ブランドであるWEILONG(衛龍)杏林工場第3期プロジェクトにおいて、出力4.92MWの屋根置きメガソーラー(大規模太陽光発電設備)導入に協力すると発表した。

 同プロジェクトは、ジンコソーラー製のN型シリコンタイプの太陽光パネル(N型Tiger Neo 72セル 565W単面モジュール)を採用する。第3期プロジェクトの1年目の発電量は約508.07万kWhを見込んでおり、火力発電所と比べて年間平均約1530.6tの煤、同4673.24tのCO2排出量を削減できる。

 WEILONGは、環境負荷を低減した「カーボンゼロ食品工場」の建設を目指している。ジンコソーラーは、WEILONGと協力し、2022年3月までに6.8MWのカーボンゼロ食品工場プロジェクトを建設・系統連系した実績がある。

 N型Tiger Neo 565W単面モジュールは、従来のP型Tiger Pro 545Wモジュールと比べて高変換効率、高発電量、低劣化率、低温度係数などの利点がある。全ライフサイクルにおいて総利益を386.68万元(約7790万円)増加でき、顧客企業により高い価値をもたらすとしている。

 同社は、世界で7カ所の生産拠点があり、2022年3月31日までにシリコンウエハーの生産能力が40GW、太陽電池セル(発電素子)が40GW、太陽光パネルが50GWを達成した。また、太陽光パネルの累計出荷量が100GWを超えたという。

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