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ジョイフル本田、屋根・駐車場全面に太陽光、次世代店舗で「カーボンマイナス」

2022/07/06 21:24
工藤宗介=技術ライター
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GX Store
GX Store
(出所:ジョイフル本田)
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GXマネジメントサービス
GXマネジメントサービス
(出所:ジョイフル本田)
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ジョイフル本田の地域社会における「GX推進カンパニー」へのパラダイム・シフト
ジョイフル本田の地域社会における「GX推進カンパニー」へのパラダイム・シフト
(出所:ジョイフル本田)
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 ジョイフル本田とアイ・グリッド・ソリューションズ(東京都千代田区)は7月5日、再生可能エネルギーによるCO2削減効果が、排出量を上回る「カーボンマイナス」を目指す次世代店舗「GX Store」の構築を進めることなど、脱炭素に向けて業務提携した。GXとは、カーボンニュートラルへの移行などを指すグリーントランスフォーメーションの略。

 「GX Store」は、超大型店の特徴を生かして、店舗屋根や駐車場などの全面に太陽光パネルを設置する。店舗の使用電力を100%再エネで賄うだけでなく、余剰電力を周辺地域に供給・販売したり、大型蓄電池を導入して備蓄したりするなど、店舗を中心とした地域の脱炭素にもつなげていく。2022年内の展開に向けて、候補店舗の選定や工事計画の策定などを進める。

 また、ジョイフル本田は、計画策定と実行に向けて、アイ・グリッドの脱炭素に向けたマネジメントサービスを導入する。同サービスは、スコープ1・2・3の温室効果ガス排出量の可視化やカーボンニュートラルの実現に向けた目標を設定し、それにむけた中間目標や具体的な排出削減計画を策定する。

 計画策定後は、排出量を削減する対策など、モニタリングシステムによるデータを管理し、外部環境の変化に合わせて定期的に計画を見直し実効性を高めていく。また、ステークホルダーへの情報発信や気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)などに対応した情報を開示する。

 ジョイフル本田は、中期経営計画(2022年6月21日~2025年6月20日)の基本方針のひとつに「SDGsのソリューションを地域社会と共創」を掲げ、地域社会における「GX推進カンパニー」へのパラダイム・シフトを目指している。アイ・グリッドは、物流施設の屋根上などに太陽光発電所を設置し、オンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる電力供給サービスを展開する。これまで累計契約70社600施設、発電容量150MW超の実績がある。

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