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生駒市でバイオマス発電所、発電量の75%を非FIT電力として供給

2022/07/08 22:48
工藤宗介=技術ライター
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BPSいこま北田原発電所の完成イメージ
BPSいこま北田原発電所の完成イメージ
(出所:NTTアノードエナジー、住友林業、長谷工コーポレーション、東京センチュリー、フォレストエナジー、モリショウ、TJグループホールディングスの共同リリース)
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 TJグループホールディングス(大阪府大東市)は、奈良県生駒市に木質バイオマス発電所「BPSいこま北田原発電所」を建設する。また、NTTアノードエナジー(東京都千代田区)、住友林業、長谷工コーポレーション、東京センチュリー、フォレストエナジー(東京都品川区)、モリショウ(大分県日田市)の6社は、匿名組合出資を行い同事業に参画する。6月29日に発表した。

 発電所の出力は9.98MW、年間発電量は一般家庭約2万世帯分に相当する約8100万kWhの見込み。住友重機械工業製の気泡型流動床(BFB)ボイラーを採用する。事業主体のBPSいこまは、TJグループホールディングスが株式出資、6社が匿名組合出資する。

 燃料は、近畿地域で発生する木質廃棄物、山林未利用材などを利用した木質チップを年間約10万t使用する。発電した電力のうち約25%を固定価格買取制度(FIT)に基づき売電、約75%をFITに依存しない非FIT電力として脱炭素を目指す自治体の公共施設や民間企業に供給する。

 総事業費は約70億円。借入金のうち、シニアローンは日本格付研究所から最高位Green1の評価を受けたグリーンローンで調達する。南都銀行(アレンジャー)、三十三銀行(コアレンジャー)、日本政策金融公庫が融資に参加する。2025年4月に稼働開始の予定。

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