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日本ガイシ、石川工場に2.6MWのメガソーラーとNAS電池を導入

2022/07/12 21:49
工藤宗介=技術ライター
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手前:日本ガイシ石川工場、奥:NHKセラミックデバイス石川工場
手前:日本ガイシ石川工場、奥:NHKセラミックデバイス石川工場
(出所:日本ガイシ)
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コンテナ型電力貯蔵用NAS電池
コンテナ型電力貯蔵用NAS電池
(出所:日本ガイシ)
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 日本ガイシは7月7日、石川県能美市の生産拠点に自家消費型太陽光発電設備と電力貯蔵用NAS電池を導入すると発表した。2024年1月に運転開始する予定。

 日本ガイシ石川工場と製造子会社のNGKセラミックデバイス石川工場の建屋に総出力2.6MWの屋根置きメガソーラー(大規模太陽光発電設備)を設置する。年間発電量は2690MWhを見込み、導入初年の2024年度は年間1340tのCO2削減効果となる。

 また、日本ガイシ石川工場の構内に定格出力200kW、定格容量1200kWhの同社製NAS電池を設置する。電力系統から独立した非常用電源としてBCP(事業継続計画)対策に活用する。自然災害などで電力系統が停電した場合、太陽光発電とNAS電池を組み合わせることで、最大10時間にわたって工場の重要設備に電力を供給できる。

 さらに、落雷などの影響によって瞬間的に電圧が低下し生産に影響を及ぼす瞬時電圧低下(瞬低)対策としても使用する。瞬低による設備トラブルや生産ライン停止を回避し、製品の安定供給につなげる。生産ロスの防止効果などについて定量的に評価し、NAS電池の国内外への導入拡大を推進する。

 NGKグループは、2021年4月に策定した「NGKグループ環境ビジョン」において、2030年度にCO2排出量を2013年度比50%削減し、2050年末までにネットゼロを目指すことを掲げている。実現に向けて再生可能エネルギーの利用拡大に取り組んでおり、NAS電池を活用したグループ内の太陽光設置や再エネ調達を進めている。

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