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東急不とデンマーク社、青森県沖の洋上風力事業で合弁

2022/07/16 14:57
工藤宗介=技術ライター
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コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)のホームページ
コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)のホームページ
(出所:CIP)
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 東急不動産(東京都渋谷区)と、グリーンエネルギー投資に特化したデンマークのファンドマネジメント企業であるコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)は7月14日、青森県沖日本海(南側)区域における洋上風力発電事業の協業に向けて、事業目的会社(SPC)「青森南洋上風力開発合同会社」を設立したと発表した。

 青森県沖日本海(南側)区域は、再エネ海域利用法により、洋上風力発電の開発を先行的に進める「有望な区域」に指定されている。東急不動産とCIPが管理するファンドであるコペンハーゲン・インフラストラクチャーIVは、7月4日付けでSPCを設立し、今後の当該区域への公募参加を検討する。SPCの資本金および出資比率は非公表。

 東急不動産は、リゾート開発など通じてまちづくりの実績や日本国内での太陽光や風力発電事業の経験がある。一方、CIPは、洋上風力開発の実績があり、世界的な再エネ事業を実現した資金調達力を持つ。こうした両者の知見を生かして青森県沖日本海(南側)区域における洋上風力発電事業について検討する。また、自治体や地元関係者と密接に連携し、地域経済や地域コミュニティの発展にも寄与したいという。

 東急不動産は、2016年に再エネ事業の専任部門を設立し、これまでに開発中を含めて82件、定格出力1329MWの事業に携わっている。6月末時点で全国62カ所の太陽光発電所、4カ所の風力発電所、1カ所のバイオマス発電所が稼働し、15カ所が開発中。青森県内においても複数の陸上風力発電所の開発を進めている。

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