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JAG国際エナジーと大ガス、17MWの非FIT太陽光を共同開発

2022/07/26 23:08
工藤宗介=技術ライター
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全国10県47カ所に非FIT・非FIP太陽光を設置する
全国10県47カ所に非FIT・非FIP太陽光を設置する
(出所:大阪ガス)
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 JAG国際エナジー(東京都千代田区)と大阪ガスは7月25日、全国10県47カ所に合計約17MWの固定価格買取制度(FIT)およびフィード・イン・プレミアム(FIP)に依存しない非FIT/非FIP太陽光発電所を共同開発すると発表した。10県とは、埼玉、千葉、三重、奈良、兵庫、広島、和歌山、高知、愛媛、徳島の各県。

 10kW~2000kW(2MW)程度の低圧から高圧配電線に連系する中小規模を中心とした太陽光発電所を共同で開発・保有する。発電した電力は、大阪ガスが全量引き取り、再生可能エネルギー100%やESG経営を目指す顧客向けの再エネ電力供給の拡大を目指す。

 事業主体は、3月に設立され、7月22日付でJAG国際エナジーが55%、大阪ガスが45%を出資したサスティナブルソーラーウェイ合同会社(東京都千代田区)。2023年2月末までに全ての発電所の運転開始を目指す。

 経済産業省が公募する「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金(令和3年度補正予算)」の採択を受けて実施する。同公募は、太陽光発電の導入にかかる経費を50%以内で補助するもの。

 JAG国際エナジーは、全国で合計約220MWの太陽光発電設備を保有するほか、木質バイオマス発電事業や陸上風力発電事業にも取り組んでいる。また、大阪ガスグループは、2030年度までに自社開発・保有のほか他社からの調達も含めて国内外5000MW(5GW)の再生可能エネルギー電源の確保を目指している。今回の案件を含む現在までの再エネ電源は約1490MWを手当したことになる。

 両社は、バイオマス発電事業で協業実績があり、これまでに愛知田原バイオマス発電所(出力74.95MW、2024年10月竣工予定)、御坊バイオマス発電所(50MW、2025年9月竣工予定)の事業化が決定している。両社は、今後も再エネ電源開発で協業を進めていく。

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