JX金属(東京都港区)は、茨城県北茨城市にある磯原工場において、オンサイト型PPA(電力購入契約)モデルによる自家消費型太陽光発電設備を導入した。6月15日に発表した。
太陽光発電設備の年間発電量は24万kWhを見込み、年間CO2排出削減効果は約100tとなる(化石燃料由来電力との比較)。オンサイト型PPAモデルによる太陽光の導入は、JX金属プレシジョンテクノロジーの掛川工場に続くグループ2例目となる。
磯原工場では、2021年度からCO2フリー電力を導入している。今回のPPAモデル太陽光発電の導入によって、購入電力の一部を自家消費に切り替える。
JX金属グループでは、CO2の自社排出量について2030年度に2018年度比50%削減、2050年度ネットゼロを目標に掲げている。磯原工場やJX金属プレシジョンテクノロジー掛川工場のほか、台湾日鉱金属股份有限公司龍潭工場、韓国JX金属平澤工場など、国内外で太陽光発電設備の導入を進めている。