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誰にでも太陽光の恩恵を! 米加州が貧困層向けに300MWを設置支援(page 4)

低所得者向け集合住宅を対象に大規模な再エネ普及策

2016/02/24 00:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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米国全土に広がる「歴史的なプログラム」

 低所得世帯向け太陽光発電支援制度がカルフォルニア州以外の州にも広がろうとしている。昨年7月にオバマ大統領は、連邦政府主導の「気候変動対策案」の1つとして、連邦政府支援の低所得世帯に太陽光発電システム300MWを2020年までに導入、そして、それらの世帯がシステム購入をより簡単にできるファイナンスシステムを提供することを宣言した。

 「カリフォルニア州のこの新しいプログラムは、低所得世帯向け太陽光発電システムの普及を促すための最も大きい投資を意味します。もし、このプログラムが効果的に導入されれば、他の州へのモデルとなり、さらに、全ての人々が太陽光発電にアクセスできる、歴史的なプログラムになるでしょう」と、Del Chiaro氏は期待をこめて語った(図3)。

図3●カリフォルニア州サンディエゴ市の低所得賃貸住宅(全268世帯)に設置された太陽光発電システム。合計出力464kW。(出所:Everyday Energy社)
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