探訪

久喜市最大級のメガソーラーが屋根上に稼働(page 4)

物流施設の付帯設備で地域と地球環境にも貢献

2019/04/02 05:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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パネルは韓国LG、PCSはTMEIC製

 「ESR久喜DC」では、屋根上に設置した太陽光パネルの出力は2.39MW、PCSの定格出力1.89MWとなり、年間発電量は270万kWhを見込んでいる。FITを活用し、21円/kWhで全量を売電している。

 太陽光パネルは韓国LGエレクトロニクス製(315W/枚)、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(出力1MW機)を採用した(図7)(図8)。

図7●韓国LGエレクトロニクス製のパネルを採用した
(出所:ESR)
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図8●PCSは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)の1MW機を採用し、地上に置いた
(出所:日経BP)
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 EPC(設計・調達・施工)サービスはきんでんが担当し、O&M(運営・保守)サービスはアドバンテック(東京都千代田区)グループのクールアース(東京都千代田区)が担当している。

 物流施設の屋根上に太陽光パネルを設置することは、積載荷重の点では問題ないという。設計上で配慮したのは、「配線ルートや付帯設備などが、テナントのスペースに入らないことと、建物本体の工期中に太陽光設備の工事も完了させ、同時に稼働できることを目指した」と、ESRの武田諭シニアディレクター・コンストラクションヘッドは言う。

 実際にこうした設計当初の目標は、順調に達成されたという(図9)。

図9●建設中の「ESR久喜ディストリビューションセンター」
(出所:ESR)
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