探訪

加東市の水上メガソーラー、国内メーカー製フロートで発電量アップ

アルミ架台を樹脂に載せるタイプを採用、接続箱は陸上に設置

2016/11/22 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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 兵庫県中部にある加東市の稲作地域には、隣り合うようにため池が並ぶ(図1)。いずれも、加東市屋度地区の水田などに水を供給する農業用ため池である。

図1●三つのため池に太陽光パネルが浮かぶ
右上の池の太陽光パネルは「加東市屋度太陽光発電所」の水上部分、中央の二つの池のパネルは、「加東市屋度大池太陽光発電所」(出所:日本コムシス)
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 このうち、連続するように位置している三つの池に、太陽光パネルが浮かんでいる。全パネルを水上に設置した「加東市屋度大池太陽光発電所(サン・レイクス屋度 加東)」(出力約2MW)と、地上と水上にまたがって構成した「加東市屋度太陽光発電所(サン・ファクトリー カワタ 加東)」(約1.3MW)の水上部分(出力71.5kW)で、通信インフラなどを手掛ける日本コムシスが開発した。

 日本コムシスグループでは、日本コムシス本体がEPC(設計・調達・施工)サービスとO&M(運用・保守)を手掛け、コムシスクリエイト(東京都品川区)が発電事業者として12カ所の太陽光発電所を運営している。

 池は、いずれも地元の屋度自治会が管理しており、同自治会から水上を借りて発電設備を設置した。

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