探訪

「木製の杭」を採用した岩見沢のメガソーラー

対策に万全期して豪雪地帯の発電事業に挑む

2015/12/22 00:00
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
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 札幌からJR函館本線の特急で北上して約30分、北海道岩見沢市は、石狩平野の東部に位置する。日本有数の豪雪地帯として知られ、国から特別豪雪地帯の指定を受けている。1シーズン累計で8m近い降雪量がある。

 かつて産業の基盤だった炭鉱は閉山したものの、JRに加え、道央自動車道、国道12号などが交差する地点にあり、交通の要衝となっている。2015年11月、国道12号線沿いの用地の一角で、「岩見沢太陽光発電所」の竣工式が開催された(図1)。

図1●11月に竣工式が開催された
(出所:大和PIパートナーズ)
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 大和証券グループの投資部門である大和PI パートナーズ(東京都千代田区)が建設した出力約8.97MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)だ(図2)。

図2●工業用地に建設した「岩見沢太陽光発電所」
(出所:大和PIパートナーズ)
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 事業用地は、岩見沢市上幌向町の上幌向工業団地で、岩見沢市の所有する約15万8000m2を賃借した。太陽光パネルの容量は約8.97MW、系統出力・6.75MWで、一般家庭の約2800 世帯の年間電力消費量に相当する年間発電量を見込んでいる。

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